複数でも一人部屋・別の部屋で泊まれる新幹線出張パック
新幹線・飛行機の出張も、1人で行く方が多いかもしれないが、時には上司や部下と一緒に、または他部署の人と一緒に行かなければならない出張もある。
そんな時、移動は一緒であっても、出張先のホテルは一人部屋で過ごしたいもの。
特に上司と一緒の出張の時、増してや男女で行く出張など、同じ部屋に宿泊するわけにはいかない。
このように2〜3人の複数で利用しても、1人1部屋で予約できる新幹線出張パックがある。
もちろん料金は格安なので、複数での利用ならかなりの経費を削減することができる。
1人1部屋で予約できる新幹線出張パック
2〜3人の出張も、新幹線は同じ列車ホテルは1人1部屋で予約できる。
1人での出張も多くの区間でパック予約ができるが、2人以上なら全国の新幹線で利用可能で、長期滞在出張予約も可能。
列車の選択肢が多いので、ビジネス利用にも不自由はない。
この格安な新幹線出張パック、1人予約も可能だが、2人以上の複数での利用はさらに安い。
2人での出張なら、1人ずつで予約するよりも2人で一緒に予約すればもっと安くなる。
この場合、2人で予約しても同じ部屋に泊まる必要はなく、「1室1名×2部屋」で予約すれば一人部屋で宿泊することができ、料金は大半の区間では一人一人別々に予約するよりも基本的には安い。
1人1部屋×2部屋の新幹線出張パック予約方法
2人・3人で行く新幹線での出張も、新幹線は同じ列車、部屋は別にすることができる。
では、その予約方法を日本旅行の新幹線出張パックでご紹介したい。
プラン検索&予約
まず、出張の出発地・行き先(宿泊場所)・日付等を指定する。
宿の条件は、1室利用人数「1名1室」、利用室数「2部屋or3部屋」に指定する。
これで絞り込むだけで、1人部屋が2〜3室空いているホテルのみが表示される。
その中から宿を選び、あとは利用する列車を選べば新幹線出張パックの予約は完了。
一度の予約で最大5部屋分までの予約が可能。
予約&利用について詳しく
予約すると新幹線のチケット等が指定した場所へ届く。
全員同じオフィスで勤務していれば受け渡しも簡単なので、まとめて予約するのがおすすめ。
支払いもまとめてカードで決済するのが基本なので、予約する方は一度自分のカードで支払い、その後精算をする必要がある。
もちろん領収書の発行も可能なので、宛名を社名等に指定して発行しよう。
往復の新幹線は同じ列車ではあるが、必ずしも座席が隣になるとは限らず、特に人数が多い時は離れた座席になる可能性もある。
基本的には座席の細かい指定はできないが、ホテルの部屋は必ず別の部屋にすることができる。
出張だけでなく、友人との個人旅行でも「部屋だけは別にしよう」という時には使いやすい。
複数で新幹線出張パックを予約するとどれくらい安い?
複数での出張の時、新幹線の出張パックは1人ずつ別で予約するよりも、まとめて数人分を同時予約した方が安い。
では、どれくらい安いものなのか、実際の料金の差額をご紹介したい。
例:東京発〜仙台行き出張
東京から仙台行きの新幹線出張パックは1人でも複数でも予約可能。
1人で予約すると往復+1泊で21,600円のパックも、2人以上なら1人19,000円。
もちろん1人1部屋×2部屋で予約しても1人19,000円。
1人2,600円安いので、2人なら5,200円、3人なら7,800円安くなる。
例:横浜発〜広島行き出張
新横浜から広島へ行く新幹線出張パックでは、1人で予約すると31,200円。
これと同じ内容を2人で予約すると、1人の料金は25,000円なので6,200円安くなる。
2人での出張なら12,400円、3人なら18,600円お得。
例:大阪発〜博多行き
新大阪から博多まで行くと、1人で予約した時には25,800円。
2人で予約すると23,600円で新幹線出張パックを利用することができる。
1人2,200円安いだけだが、2人なら4,400円、3人なら6,600円安くなる。
2人以上であれば全国の多くの区間で出張パックを利用することができる。
中には東京−名古屋・大阪のように、1人でも複数でも同じ料金の設定の区間もあるが、基本的には複数で一緒に予約し1人1部屋で泊まった方が安い。
複数で同時に予約できないケース
ご紹介した通り、新幹線出張パックは2人以上で同時に予約し、別々の部屋に泊まることができる。
しかも、1人ずつ別に予約するより料金が安くお得。
しかし、このような予約ができないケースも多い。
そんな複数で同時に予約できないケースをいくつかご紹介したい。
乗車駅や利用区間が違う場合
例えば、広島への出張に、1人は東京、1人は名古屋から行って合流する場合。
このように出発地が違う場合は一緒に予約することができないので、各自別に予約する必要がある。
利用日が同じでない場合
行きは同じ日に出発する場合、基本的には複数で同時に予約することができるが、1人だけ1日早く帰らなければならない場合など、新幹線出張パックを同時に予約することはできない。
新幹線の時間が違う場合
同じ区間で同じ日程の利用でも、乗車する新幹線の時間が違う場合、一緒に予約することはできない。このような場合も、各自予約する必要がある。
宿泊先ホテルを別にする場合
宿泊先ホテルは同じでないと、同じ日程で同じ新幹線に乗っても予約することはできない。しかし、一人が喫煙、一人が禁煙の部屋を希望するなど、同じホテルで別の部屋に宿泊する場合は、同じプランでも禁煙のリクエストをすることができるものもある。
このように、新幹線出張パックは、同じ日程、同じホテル、同じ新幹線という条件がそろって一緒に予約し料金を安くすることができる。